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直前期の親子の向き合いかた

2025年1月14日

出願準備も完了し、いよいよ試験初日をまつのみと言った時期になりました。

この時期は生徒自身の緊張感も最大に高まります。
私が校舎で体感する限りでは、この直前期が一番メンタルを崩しやすい時期だと感じます。

ただ、それはひとつの通過儀礼のようなもので、この時期の考え方や振る舞いは、緊張感から生まれるものであり、良くも悪くも一時的なものと保護者の方や周りの方も理解していただきたいと思います。

ここで問われるのは、これまでの親子関係です。普段から親子の距離感がさほど近くなければ、急にこの時期に詰めたり、またその逆も本人のメンタルに影響を及ぼすことになります。

いつもの距離感でじっと子供の様子をみて、落ちそうなときにそっと見守っていることを伝え、否定も肯定もせず、受け止める。
親のこれをやってあげたらよいのではの先回りは、子にとってプレッシャーになってしまうことがあるので要注意です。

欲しいものを近くにそっと置いてみる、欲しければ自分で手を出すはずです。出さなければ、それはおせっかいで本人には今必要ないのかもしれません。

親御さんは、生徒のことを思いながら、日常を送り、何より頑張りを信じてあげて欲しいです。

合格まであと少し
がんばれ⭐フォレスト生

池袋校 スタッフ

この時期の過ごし方

2024年12月22日

こんにちは。メディカルフォレスト卒業生の深見です。

日に日に冷え込みが強くなり冬本番を迎えています。
体調管理に緊張感が増してくる頃だと思いますので、各自マスクや手洗い・うがいを徹底し、自分の身は自分で守るという覚悟をもって過ごしていきましょう!

この時期の過ごし方として、個人的には家に帰ったらまずお風呂に入るのがおすすめです。
身体をなるべく早く清潔な状態にできますし、お風呂を済ませておくことでその後の夜の時間を有効に使えます。
また、深部体温の低下に伴い眠気が訪れますので、早い時間に湯舟に浸かることで自動的に早寝が促され受験に有利な朝型の生活に切り替えることもできます。
自然な眠気で寝付くことができるので、試験が近づくと緊張でなかなか眠れないという人にもおすすめです!
また、腸内細菌叢に存在する細菌の種類が多ければ多いほど持久力がアップするという研究もあるそうです。腸内細菌の種類を増やすためには色々な種類の食べ物を食べることが大切だそうなので、忙しい日々ではありますが、同じものばかりでなくバリエーション豊かな食生活を心がけるようにしましょう!

医学部入試は連日続くことが一般的ですし、二次試験も含めると試験シーズンは長期に渡ります。

志望理由書や各大学独自の課題等、出願の準備も大変だったかと思います。

そんな大変な思いをして、勉強の合間を縫ってせっかく行った出願ですので、当日体調不良で受けられなかった…ということが無くあってほしいと思います!

また、これからの時期はこれまでにも増して勉強に力を入れる日々が続きます。

お風呂に入るときに好きな香りの入浴剤を入れてみる、勉強を頑張ったら好きなものを食べる、など日常の小さなことで構いませんので息抜きをしつつ最後まで走り抜けてほしいと思います。

がんばれ★フォレスト生

メディカルフォレスト卒業生 深見

万里一空の精神で取り組もう

2024年12月17日

この時期に受付で話しかけてくるほとんどの生徒さんが、自分の不安に押しつぶされそうなのか、自虐的な意味で、
今年はもうむずかしいかなぁとか、
もう受かる気がしないとか、
まだ願書すら提出していないというのにこぼしていきます。

世の中の受験生のうち、不安がない受験生はほぼいないよ、と伝えています。
不安をなくす、のではなく、うまく受け入れてコントロールしていくことが、合格への底力を産むのではないか、と私は過去の栄光を掴んだ卒業生を見て感じています。

とはいえ、コントロールといっても、なにすればいいのか、深く考える時間すら持つことが許されない時期でもあります。

そんな受験生の皆さんには、「万里一空」という言葉を伝えたいと思います。

剣豪宮本武蔵が、兵法の奥義である五輪書に記したことばです。

迷うことなく精神や身体を鍛えれば目標に到達できる、つまり、やるべきこと、すべきことを見失わずに努力し続けることを説いています。

克服したい難題がたくさんあるとしても、目標のためにとにかく諦めずに取り組み続けること、それが一つの道を開く鍵となります。

不安をこぼしていく生徒さんが学力的にも能力的にも合格域に達していないとは全く思いません。自分が作り出した不安を、自分の刀を磨くことで打ち倒していけば、大丈夫。

ファイト!!フォレスト生

池袋校 スタッフ

合格者インタビュー

2024年12月13日

医学部医学科の総合型選抜と学校推薦型の試験の大部分が終了し、残すは日本大学医学部医学科のみとなりました。

すでに合格した皆さん、大変お疲れ様でした。今までの頑張りが報われて本当によかったです。サポートしていた我々も本当にうれしい限りです。

本日、合格した生徒にインタビューを行いました。いろいろと話しくれたのですが、その中に講師の皆さんユニークで、わかりやすい、ということがありました。また、学科だけでなく自身の課題であった面接、二次対策の授業で合格を勝ち取れたということがありました。

メディカルフォレストでは学科の勉強はもちろんですが、二次対策の授業も組まれています。授業では二次試験の基本的な情報はもちろん、小論、面接の対策、医療的な知識、ニュースも扱います。

これらは医療人になる自覚を持つためにもなり、モチベーションの維持にも役立っています。

過去には授業で勉強した基礎医学の話や医療とAIについての内容をそのまま面接で聞かれたことがありました。教えてもらったことを返答したら、面接官の反応がとても良かった。ということもありました。

学科の勉強は絶対的に進めなければならないものですが、小論文、面接の対策を疎かにしては足元をすくわれかねません。医学部の総合型選抜や学校推薦型選抜においては特にそうです。

一般受験おいても面接、小論文、ディスカッションなどが課されます。面接もなんでも正直に言えばいいというものではありません。面接、小論では今まで勉強した内容を総動員して準備をしていきましょう。

体調に気をつけて、頑張ってください!

医学部専門予備校メディカルフォレスト 大内

緊張を打ち消すもの

2024年11月24日

こんにちは。

メディカルフォレスト卒業生の深見です。

本格的な冬に突入し、冷え込みの強い朝には布団から出るのがなかなか辛い季節となってきました。

受験期に先駆けて、生活リズムを崩さないようにくれぐれも気を付けましょう!

いよいよ受験が近づいてきたので、今回は”緊張”をテーマにしてみました。

プレッシャーに強い人、あがり症の人、色々な人がいると思います。

しかし医学部に入ってから周りを見て思ったことは、とにかく本番に強い・メンタルが強い人が多いということです。

受験生の皆さんを脅すようになってしまうかもしれませんが、医学部での学生生活は随所随所に筆記試験や口頭試問、実技試験といった大きな山場があります。

そして各学年ごとにその学年で必ず取得しなければならない単位や実習科目の出席日数がありますので、他の学部に比べて留年・放校になりやすいという特徴もあります。

そういった医学部の仕組みをあまり知らずに入学した私は初めゾッとしましたが、周りの同級生たちがなんとも飄々と、平然と学生生活を謳歌しながら試験もこなしていくので驚いたことを覚えています。

また医学部は勉強が忙しいと言われながらも運動部に所属し文武両道の人が多いのですが、スポーツや試合に慣れている人はプレッシャーに強い=試験にも強いということなのかもと密かに思ったりしています。

ではプレッシャーが苦手な人・慣れていない人はどうすればよいのかとなりますが、これはとにかく準備で補うしかないのだと私は思います。

以前実習で小児心臓血管外科を見学させていただいた時に印象的だったことがありました。

その日は若い女医さんが指導医についてくださっており、その方が(おそらく初めて)執刀医となる心臓の穴を塞ぐ手術を見学させていただきました。

心臓の手術の執刀医なんて緊張しそう…と思いつつ見守っていると、その女医さんは1冊のノートを取り出しました。中にはこれから行う手術の手順や図が手書きでびっしりと書き込まれており、その内容を元に一度シミュレーションをし、そして実際の手術が始まりました。

手術はもちろん成功し、人の命を預かるということはこういうことなのだと私自身強く実感する実習となりました。

医学部受験は試験が連日続くことも多々ありますし、毎日が緊張の連続で苦しく感じるときもあるかもしれません。

でも、緊張は入念な準備で打ち消すことができます。

これまで勉強してきた時間、そしてこれから入試までに積み上げる勉強量が必ず試験本番の自分を助けてくれるはずです。

受験の緊張は辛いと思いますが、これから始まる医学部生活に耐えられるのか、人の命を預かれるほどの準備ができるのかどうかを試されていると考えてぜひ打ち勝ってほしいです!

あと少し!でもまだ時間はあります!

がんばれ★フォレスト生

メディカルフォレスト卒業生 深見

 

 

 

面接対策

2024年11月18日

 

こんにちは、アドバイザーの望月です。

一気に寒くなり秋を通りこして冬到来ですね。。。体調を崩さないように気を付けてくださいね。

今日は「面接試験」について少しお話します。

面接試験は、書類や筆記テストなどでは判断ができない人物像や能力・意欲などを、実際に会って見極める試験です。面接のスタイルは、面接官と受験生が1対1の他、多対1など様々な形式があります。また、受験生同士でディベートさせる大学も増えています。志望動機、自己PR、趣味、高校生活のことなど、基本的な質問から予測しないような質問もありますので、わかる範囲で「誠実」に答えるようにしっかり準備をしてください。

先週末に数校の学校推薦型選抜等がありましたが、志望理由はもちろんですが、長所短所・一人暮らし(遠方のため)は大丈夫か?、その他調査書の中からいくつかの質問があったそうです。調査書の内容確認は、在籍されている高等学校によって対応が異なりますが、もし事前に記載内容等を知ることができるのであれば目を通しておくと、面接官に質問をされても慌てなくてすむと思います。

面接練習は、必ず受けるようにしてください。自分では気づかない「癖」が見つかるかもしれません。試験会場への入室から着席、お辞儀の仕方などの基本動作も、何度も練習してほしいです。あらかじめ面接練習をして慣れておき、内容について丸暗記はしないようにした方がいいです。内容をただ暗記したり、本心と違うことを言ったりすると、経験豊富な面接官は一発で見抜くはずです。同様に、しっかり考えを深めておけば、そのことを面接官は理解してくれます。それを認識しておくことが、いちばんの対策になります。

ディベートでは、自分の意見を述べるだけでなく、他人の意見を聞く態度も重要になります。

また、小論文と同様に、時事問題や社会問題への関心を持ち、自分なりの意見が言えるようにしておくことも重要です。

筆記試験の勉強に夢中になってしまう時期になりましたが、医学部入試では「面接試験」もかなり重要になりますので注意が必要です!

がんばれ、フォレスト生★

アドバイザー望月

腎臓内科医のお仕事

2024年11月10日

こんにちは!
長すぎる夏と短すぎる秋が終わり、いよいよ冬に突入という気配のある今日この頃です。
衣替えは終わりましたか?冬支度をしっかり整えて、ぜひ受験期を準備万端の状態で迎えてほしいなと願っています。

メディカルフォレストを卒業し早4年。医学生としては4年生の冬ですので、素人目線ではありますが、今回は臨床実習で回った診療科についてご紹介したいと思います。

今回は、これからやってくる冬に特に忙しくなると言われている腎臓内科です。
正確には夏と冬が腎臓内科の忙しい時期だそうですが、透析管理や慢性腎臓病を診るイメージのあるこの診療科になぜ季節性があるのか、私は実習に行くまでピンときませんでした。
しかしながら実際に学んでみると腎臓は尿を生成するだけでなく、ホルモンを分泌したり全身の水分や電解質のバランスを調整してくれたりと様々な働きを担っています。
また、尿を排泄するということは体外の菌やウイルスにもさらされ得る臓器であるということを意味しています。
ただでさえ寒くて乾燥した冬の環境はウイルスや細菌にとって有利ですが、寒さに伴って免疫力が下がりがちな人間の身体はより一層それらのターゲットになりやすいです。
免疫力が下がっていると若くても腎盂腎炎で入院、ということがありますので免疫力向上に努めましょう!
ちなみに夏に忙しくなる理由は熱中症により体内の電解質バランスが崩れやすい季節だからだそうです。

また、医学部受験生に紹介するにあたって腎臓内科の特徴的なところは計算や数値のチェックが多いところかなと思います。
例えば血液透析であれば3日分の腎臓の働きを数時間で行わなければならないので、その人の体重や身体の状態を見て除去する水分や補う物質の量を計算します。そして腎臓は身体の奥にあって簡単に肉眼で診られる臓器ではないので、血液検査や尿検査で得た検体の数値も診断にとっても有用です!ということでもしかすると数学や数字が好きな人に向いていたりするのかもしれません…。

けれども一番の発見だったのは”腎臓”内科と言いつつ実際は腎臓だけでなく全身も診ており、腎臓”内科”でありながら外科的な処置もたくさん行っているということです。ですので、患者さんの全身状態を総合的に診て診断・治療したい人や、外科的な処置も内科的な治療も両方やってみたいという人にも向いているかもしれません。

将来自分が目指す医師像が固まってくると小論文が書きやすく、面接で答えやすくなりますし、何より志が強固なものになります。
勉強に行き詰まった時にはぜひ、自分が医師になったらどんなことをしたいのか考えを巡らせてみてください!
一緒に頑張りましょう!

がんばれ★フォレスト生

メディカルフォレスト卒業生 深見

卒業生の話

2024年11月9日

先月末のお話ですが、医学部に進学したフォレストの卒業生が訪ねに来てくれました。

近況と医学部の勉強、サークル、人間関係、その他いろいろな話を聞くことができました。
今在籍している生徒とも話をして、いい刺激になったと言っている人もいました。

志望する医学部の受験について、今在籍している学生の話を聞けるというのは非常に貴重なことです。
志望理由一つをとっても誰でも作れてしまう内容より一段良いものができます。
例えば、総合大学にある医学部を受験する生徒の中で志望理由に「他学部の学生と交流して視野を広げることができる」という類のことを挙げる人がいますが、実際は他学部と頻繁に交流があるわけでもなく、部活も医学部学生のみで構成されていることも多々あります。
面接で「どこからそんな情報を得たのですか?」と問われて、答えに窮してしまったらマイナス評価となってしまう可能性もあります。

その他、受験から帰ってきた生徒にはレポートを書いてもらっているのですが、レポートの作成とほぼ同じようなことを、医学部に入ったらすることになる、と「今やっていることが進学後に繋がっている」ことを話してくれました。将来への具体的なイメージに少しでもつながると、モチベーションアップにもなります。

もし、知り合いに志望する大学の学生、卒業生がいた場合は積極的に話を聞いてみましょう。

季節柄、体調を崩しや時期になってきています。
体調に気を付けて、頑張ってください!

医学部専門予備校メディカルフォレスト 大内

実りの秋を十分に活かそう

2024年11月5日

今年は肌寒さを感じるのが遅いと感じて過ごしております。
流石に最近は秋らしくなってまいりましたが、
秋が短くすぐに冬が来る・・・これは学習面でも
実りの秋が短く厳しい冬が早いということもかもしれないと感じています。

フォレスト内では、推薦入試を控えて、緊張感から浮足立っているところが見受けられます
推薦入試の結果を待ちながら一般の対策も続けなければなりませんから、
浮足立っていられない時期です。

そんな緊張感からときはなたれるにはどうしたらよいのか。
毎年生徒たちを見ながら考えるのですが、今年は、これかな、と思うものを一つ。

基本的なことですが、
毎日同じ習慣を持つこと、そしてそれをこなすこと。
焦ってくると習慣を変えたくなりますが、目前に迫ってきた時は、
日々の習慣をとにかく崩さないこと。

継続は力なりと言いますが、その力の意味は、自信が内包されていると思います。
自信とは自分を信じる事ですが、継続することで自分を信じる力をより強くすることができます。

フォレストノートを振り返り、自分の習慣を把握すること、
つまり入塾時からまいている種を実らせる時期が今、秋だということです。

フォレスト生が実りある日々を過ごせるようにスタッフ一同支援しております。
フォレスト生★ファイト

スタッフ 古舘

11月に突入しました。

2024年11月1日

推薦入試の出願準備に、フォレストの校舎内の生徒たちの緊張感も高まってきています。

学習ペースを自分なりに掴み、学習をより実践的に深めていく時期なのですが、
進めていく中で、迷いも多く生じやすい時期になってきます。

その中で特に特徴的なのが、自分のやり方に固執するようになるあまり、先生や周りの意見を受け入れなくなることが原因で、
方向性を見失ってしまうケースです。

自分のやり方を持つことはモチベーションアップにはなりますが、自分のやり方ですので、結果が出ない時、
どうしたらよいかは本人以外、誰にもわかりません。
また、自分のやり方というものは、感情に左右されやすく、一貫しているようで実はコロコロと変わってしまっていることがあります。

フォレストの講師陣は実績ある指導歴を持ち、日々の学習の向き合い方やクセ、
客観性を持つ意味では非常に強力な味方です。

講師だけでなく、アドバイザー、スタッフが合格までのサポートを連携し、バックアップして参ります。
相談があればいつでも声をかけに来てください。

ファイト★フォレスト生

スタッフ 古舘