医学部受験」カテゴリーアーカイブ

入試時の服装を今一度確認しよう

2024年12月3日

受験シーズンの幕あがりました。

志望校の決定、受験戦略の方針決定、なにより徹底的な追い込み期間に入ったと言えましょう。

アドバイザーによる面談は、重要なものになりますので、充分に活用していただきたいと思います。

不安などありましたら、遠慮なく声をかけて下さい。

さて、この時期に皆さんに息抜きに取り組んでみては、と思うことをお話しします。

それは、入試時の服装のお手入れについてです。

入試時期は、スケジュールが過密になり、つい服装については疎かになりがちです。

入試時の服装は、新しく下したものよりも、着慣れた、はきなれたものを使用することで、入試環境によるストレスを軽減することができます。

また、クリーニングに出して、そのまま入試時の朝に着用した際に、ボタンが取れそうになっていたなどのトラブルが起きることがあります。

この時期に一度着用し、確認をしてみましょう。

お休みの日に、入試時の服装で同じタイムテーブルで過去問に取り組むこともお勧めです。

服装など不安なことありましたら、各校のスタッフに気軽に相談してみてください。

受験までもう少し、頑張れ★フォレスト生

池袋校 スタッフ

アバターを召喚する

2024年11月29日

各大学の過去問を解いていく時期になってきております。

メディカルフォレストでは赤本はデータをスキャンしてPCに入れておりますので、何年の、どの大学の、この科目の問題と解説が欲しい、という依頼があれば、量が多くても印刷の対応をしています。自分でコピー機に並んでコピーする必要はありません。

さて、過去問を解いて、わからない問題を先生に質問することがあると思います。授業を受講している先生には質問して、どうしてそのような解法プロセスに到るのか、理由を聞いてみましょう。似たような問題が出たときに自分でどのように対応すべきか判断できるように、先生の思考をコピーするのです。その後自分でもそのルートをもう一度たどってください。

ただ、自分が今解いている問題とまったく同じ問題は出題されませんから、その問題だけを解けるようになっても効果はとても薄いです。

先生に質問を続けているうちに「この先生だったら〇〇のように考えるはず」というように脳内に先生のアバターを召喚できるようになっているはずです。

繰り返しているうちに、それが自分のものとなっていきます。

これは本番力の養成にもなります。

このような考え方、思考は医学部で医療を学んでいく上でも有用かと思います。ぜひ、やってみてください。

 

最近は乾燥していますね。自習室にはAirdog moiという高機能の加湿器を設置し環境を整えています。

体調に気を付けながら、引き続き、頑張ってください。

医学部専門予備校メディカルフォレスト 大内

緊張を打ち消すもの

2024年11月24日

こんにちは。

メディカルフォレスト卒業生の深見です。

本格的な冬に突入し、冷え込みの強い朝には布団から出るのがなかなか辛い季節となってきました。

受験期に先駆けて、生活リズムを崩さないようにくれぐれも気を付けましょう!

いよいよ受験が近づいてきたので、今回は”緊張”をテーマにしてみました。

プレッシャーに強い人、あがり症の人、色々な人がいると思います。

しかし医学部に入ってから周りを見て思ったことは、とにかく本番に強い・メンタルが強い人が多いということです。

受験生の皆さんを脅すようになってしまうかもしれませんが、医学部での学生生活は随所随所に筆記試験や口頭試問、実技試験といった大きな山場があります。

そして各学年ごとにその学年で必ず取得しなければならない単位や実習科目の出席日数がありますので、他の学部に比べて留年・放校になりやすいという特徴もあります。

そういった医学部の仕組みをあまり知らずに入学した私は初めゾッとしましたが、周りの同級生たちがなんとも飄々と、平然と学生生活を謳歌しながら試験もこなしていくので驚いたことを覚えています。

また医学部は勉強が忙しいと言われながらも運動部に所属し文武両道の人が多いのですが、スポーツや試合に慣れている人はプレッシャーに強い=試験にも強いということなのかもと密かに思ったりしています。

ではプレッシャーが苦手な人・慣れていない人はどうすればよいのかとなりますが、これはとにかく準備で補うしかないのだと私は思います。

以前実習で小児心臓血管外科を見学させていただいた時に印象的だったことがありました。

その日は若い女医さんが指導医についてくださっており、その方が(おそらく初めて)執刀医となる心臓の穴を塞ぐ手術を見学させていただきました。

心臓の手術の執刀医なんて緊張しそう…と思いつつ見守っていると、その女医さんは1冊のノートを取り出しました。中にはこれから行う手術の手順や図が手書きでびっしりと書き込まれており、その内容を元に一度シミュレーションをし、そして実際の手術が始まりました。

手術はもちろん成功し、人の命を預かるということはこういうことなのだと私自身強く実感する実習となりました。

医学部受験は試験が連日続くことも多々ありますし、毎日が緊張の連続で苦しく感じるときもあるかもしれません。

でも、緊張は入念な準備で打ち消すことができます。

これまで勉強してきた時間、そしてこれから入試までに積み上げる勉強量が必ず試験本番の自分を助けてくれるはずです。

受験の緊張は辛いと思いますが、これから始まる医学部生活に耐えられるのか、人の命を預かれるほどの準備ができるのかどうかを試されていると考えてぜひ打ち勝ってほしいです!

あと少し!でもまだ時間はあります!

がんばれ★フォレスト生

メディカルフォレスト卒業生 深見

 

 

 

表情の変化

2024年11月22日

共通テストまで57日、医学部入試初日まで60日となりました。

朝登校してまずこの数字が目に入るのではないでしょうか。

この数字を見るたびに、私たちスタッフも緊張感が高まってきます。

生徒の皆さんの表情も入学した頃とは変わってきたように思います。緊張や不安と共に来年4月から医学部生になるという強い意志が感じとれるようになってきました。模試や過去問の成績で一喜一憂することもあると思いますが、気持ちはすぐに前向きに切り替えてくださいね。

前に進むのみです。

がんばれ!フォレスト生!

自由が丘校 小松

フォレストの一コマ

2024年11月19日

先日、生徒への配布物を印刷していたところ
あれっ、と思う出来事がありました。

著作権などの問題もありますので、詳細に書くことはできませんが、思わずクスッと笑ってしまうような事が、生徒用のテキストに書いてありました。
わたしがまじまじと見ていると、それを見た生徒が、先生のそれ、面白いですよね、毎回かいてあるんですよ、と笑顔で教えてくれました。

講師の先生にきいてみると、毎回思考を凝らして書いているとのこと。時には、一日かかることもあるとか。

フォレストでは、各科目レベル別にクラス授業またこの時期は学校別にクラス授業などを行なっております。
今の時期は特に応用が中心となり、わかるまでを実践的に導き出す授業内容となっています。

その導き出し方には、先生ごとの個性があるのは理解しておりましたが、解法のテクニックに限らず、解いてみようかな、と思わせるところまでをカバーしていることに感心しました。
実際、笑顔になっていた生徒には、受験期の小さな癒しになっていたことでしょう。

保護者様、アドバイザー、講師がチームプレーで、生徒さんの受験期を支えております。

スタッフも一つ一つの作業を単にこなすだけではなく、時に生徒へのしばしの癒しを与えられるように、精一杯、人生のうちのわずかな受験期を共に過ごしたいと感じております。 

がんばれ フォレスト生

推薦受験の記録

2024年11月15日

多くの医学部の総合型選抜と学校推薦型選抜の試験が今週末、来週末実施されておりピークです。

今年も受験終わりにレポート、問題再現を生徒に書いてもらっています。

総合型選抜や推薦型選抜は問題が公表されずに持ち帰ることもできないことが多いため、これがとても来年以降の後輩たちのためにとても役に立ちます。

今日は東邦大学の受験があり、一人ですべてを再現することは難しいため、複数の受験生が校舎に戻ってきてから感想を言い合いながら作成してくれました。

今年の受験においても去年の生徒の問題再現を事前に見ることができたため、試験のイメージをより具体的にできたと思います。

こういった作業は医学部に進学してから、後輩に定期試験のアドバイスをすることにつながっていると、前に卒業生から聞きました。そのリハーサルと思えば自分にとっても決して無駄な作業ではないのです。

完成したものは来年以降の受験のために活用させていただきます。

作成してくれた皆さん、ギブの精神にあふれていますね。ありがとうございます。

引き続き、応援しています。頑張ってください。

医学部専門予備校メディカルフォレスト 大内

腎臓内科医のお仕事

2024年11月10日

こんにちは!
長すぎる夏と短すぎる秋が終わり、いよいよ冬に突入という気配のある今日この頃です。
衣替えは終わりましたか?冬支度をしっかり整えて、ぜひ受験期を準備万端の状態で迎えてほしいなと願っています。

メディカルフォレストを卒業し早4年。医学生としては4年生の冬ですので、素人目線ではありますが、今回は臨床実習で回った診療科についてご紹介したいと思います。

今回は、これからやってくる冬に特に忙しくなると言われている腎臓内科です。
正確には夏と冬が腎臓内科の忙しい時期だそうですが、透析管理や慢性腎臓病を診るイメージのあるこの診療科になぜ季節性があるのか、私は実習に行くまでピンときませんでした。
しかしながら実際に学んでみると腎臓は尿を生成するだけでなく、ホルモンを分泌したり全身の水分や電解質のバランスを調整してくれたりと様々な働きを担っています。
また、尿を排泄するということは体外の菌やウイルスにもさらされ得る臓器であるということを意味しています。
ただでさえ寒くて乾燥した冬の環境はウイルスや細菌にとって有利ですが、寒さに伴って免疫力が下がりがちな人間の身体はより一層それらのターゲットになりやすいです。
免疫力が下がっていると若くても腎盂腎炎で入院、ということがありますので免疫力向上に努めましょう!
ちなみに夏に忙しくなる理由は熱中症により体内の電解質バランスが崩れやすい季節だからだそうです。

また、医学部受験生に紹介するにあたって腎臓内科の特徴的なところは計算や数値のチェックが多いところかなと思います。
例えば血液透析であれば3日分の腎臓の働きを数時間で行わなければならないので、その人の体重や身体の状態を見て除去する水分や補う物質の量を計算します。そして腎臓は身体の奥にあって簡単に肉眼で診られる臓器ではないので、血液検査や尿検査で得た検体の数値も診断にとっても有用です!ということでもしかすると数学や数字が好きな人に向いていたりするのかもしれません…。

けれども一番の発見だったのは”腎臓”内科と言いつつ実際は腎臓だけでなく全身も診ており、腎臓”内科”でありながら外科的な処置もたくさん行っているということです。ですので、患者さんの全身状態を総合的に診て診断・治療したい人や、外科的な処置も内科的な治療も両方やってみたいという人にも向いているかもしれません。

将来自分が目指す医師像が固まってくると小論文が書きやすく、面接で答えやすくなりますし、何より志が強固なものになります。
勉強に行き詰まった時にはぜひ、自分が医師になったらどんなことをしたいのか考えを巡らせてみてください!
一緒に頑張りましょう!

がんばれ★フォレスト生

メディカルフォレスト卒業生 深見

卒業生の話

2024年11月9日

先月末のお話ですが、医学部に進学したフォレストの卒業生が訪ねに来てくれました。

近況と医学部の勉強、サークル、人間関係、その他いろいろな話を聞くことができました。
今在籍している生徒とも話をして、いい刺激になったと言っている人もいました。

志望する医学部の受験について、今在籍している学生の話を聞けるというのは非常に貴重なことです。
志望理由一つをとっても誰でも作れてしまう内容より一段良いものができます。
例えば、総合大学にある医学部を受験する生徒の中で志望理由に「他学部の学生と交流して視野を広げることができる」という類のことを挙げる人がいますが、実際は他学部と頻繁に交流があるわけでもなく、部活も医学部学生のみで構成されていることも多々あります。
面接で「どこからそんな情報を得たのですか?」と問われて、答えに窮してしまったらマイナス評価となってしまう可能性もあります。

その他、受験から帰ってきた生徒にはレポートを書いてもらっているのですが、レポートの作成とほぼ同じようなことを、医学部に入ったらすることになる、と「今やっていることが進学後に繋がっている」ことを話してくれました。将来への具体的なイメージに少しでもつながると、モチベーションアップにもなります。

もし、知り合いに志望する大学の学生、卒業生がいた場合は積極的に話を聞いてみましょう。

季節柄、体調を崩しや時期になってきています。
体調に気を付けて、頑張ってください!

医学部専門予備校メディカルフォレスト 大内

乾燥対策

2024年11月8日

ここ数日、急に寒さが厳しくなり、空気も乾燥してきましたね。

皆さん、体調大丈夫でしょうか?喉がイガイガしていませんか?

風邪をひかないためにも乾燥対策が必要ですね。

加湿器はもちろん、濡れタオルを干すだけでも湿度をあげることができます。 寝るときにマスクをする、全身をクリームで保湿するなども効果がありそうです。

少しでも身体が不調になると気持ちにも支障がでるので、

日頃の生活も気をつけて過ごしてくださいね。

頑張れ!フォレスト生!

自由が丘校 小松

実りの秋を十分に活かそう

2024年11月5日

今年は肌寒さを感じるのが遅いと感じて過ごしております。
流石に最近は秋らしくなってまいりましたが、
秋が短くすぐに冬が来る・・・これは学習面でも
実りの秋が短く厳しい冬が早いということもかもしれないと感じています。

フォレスト内では、推薦入試を控えて、緊張感から浮足立っているところが見受けられます
推薦入試の結果を待ちながら一般の対策も続けなければなりませんから、
浮足立っていられない時期です。

そんな緊張感からときはなたれるにはどうしたらよいのか。
毎年生徒たちを見ながら考えるのですが、今年は、これかな、と思うものを一つ。

基本的なことですが、
毎日同じ習慣を持つこと、そしてそれをこなすこと。
焦ってくると習慣を変えたくなりますが、目前に迫ってきた時は、
日々の習慣をとにかく崩さないこと。

継続は力なりと言いますが、その力の意味は、自信が内包されていると思います。
自信とは自分を信じる事ですが、継続することで自分を信じる力をより強くすることができます。

フォレストノートを振り返り、自分の習慣を把握すること、
つまり入塾時からまいている種を実らせる時期が今、秋だということです。

フォレスト生が実りある日々を過ごせるようにスタッフ一同支援しております。
フォレスト生★ファイト

スタッフ 古舘