医学部受験の皆さんへ」カテゴリーアーカイブ

推薦入試を終えたみなさんへ

2023年12月16日

こんばんは、メディカルフォレスト卒業生の深見です。
思いがけない暖冬で12月も中旬という実感がなかなか湧きません…。
とはいえ冬も深まり、地方から上京して寮で生活している受験生のみなさんは来るクリスマス・年越しを勉強しながら1人で過ごす…という方も多くいらっしゃると思います。
ぜひこんな日くらいは、夕食にクリスマスケーキやちょっと贅沢なものを食べてくださいね♪
私は受験生時代、そうして自分を労いつつ受験期に向かっていました。

さて、推薦入試が終わり人それぞれ様々な結果と向き合っている季節なのではないかなと思います。
見事合格できた人も、思うような結果を得られなかった人もいらっしゃると思います。
まず私は推薦入試を受けることすらしなかった人間なので、結果に関係なく、他の受験生よりも早く医学部入試を闘ってきた推薦受験生のみなさんを本当に尊敬しています。
そして今回は、その中でも推薦入試で惜しくも合格をもらえなかった人に向けてのメッセージを書きたいと思います。

まず初めに、自分たちは他の受験生よりも早くに対策をして、医学部受験を先に経験してきたということに誇りと自信をもってこの先の一般入試を闘ってほしいです!
私は自分自身が受験した経験も踏まえて、”合格できなかった”とき、その理由は一つではないと思っています。
単純に努力や勉強量が足りない、元の基礎学力が足りない、ということも理由の一つとしてあるとは思いますが、特に私立医学部の受験においては大学との相性もかなり大切な要素だと思うのです。
そのため、同じ努力をして同じ偏差値の大学を受験しても人により合否に差が出ることはあり得ます。
もちろん努力をしてしっかり勉強して対策をして…ということは医学部受験において大前提ではありますが、それでも合格できなかった時は深く落ち込み過ぎずに”この大学の推薦入試とは相性が良くなかったのかも”と切り替えて前を向いてください。
しっかり前を向いて努力を続けた先の一般入試できっと、もっと相性の良い大学に巡り合えると思います。

私自身、”推薦を受けていたら…”とか”もう1年早く合格できていたら…”ということは受験生時代何度も思いましたが、今になって考えるのは、”一般入試だったから”、”1年長く浪人したから”こそ受けられた新しい受験方式や出会えた仲間がたくさんあるということです。
6年間という長い学生生活を過ごす大学選び…、ぜひみなさんが納得のいく進路に進めるよう心から願っています。
モチベーションが上がらない時はいつでもお話聞きますので遠慮なく受付に来てくださいね!
お待ちしています♪

医学部専門予備校メディカルフォレスト 深見

予防と対策

2023年12月15日

最近、寒暖差アレルギーという名前をよく耳にしますね。
今年は例年になく寒暖差が激しいので、この症状で受診する人が多いそうです。
正式名称は、血管運動性鼻炎といって、アレルギーの原因となるアレルゲンは関係なく、
自律神経の乱れからくるものとのこと。

予防・対策方法としては、下記が効果的だそう。
・気温差が小さくなるように温度調節を心がける
・血流をよくする
・ストレスをためない、不規則な生活をしない、食生活に気をつける、など自律神経を整える

共通テストまで1か月をきりました。

体調不良は気持ちにも影響しますので、
日頃から予防・対策をしながら体調を整えてくださいね。

医学部専門予備校メディカルフォレスト 小松

問題識別triage

2023年12月13日

医学部の科目試験では複数の科目を課されます。理科2科目で120分など、一度の時間に二つの科目を行うことがよくあります。
金沢医科大学の総合型選抜では4科目で100分という、非常に時間配分が重要な形式です。

時間内に問題の難易度を判断し、順番を考えて対応する。限られた時間内に最大限のパフォーマンスを発揮することが必要になります。

これは医療に当てはめると、どうでしょうか。
まさにトリアージです。

明らかに難しく、時間をかけると他を解く時間がなくなってしまう問題に時間をかけてしまうのはいけません。自信がある科目ほど注意が必要です。
試験が開始してすぐに全体を俯瞰するのは難しいですが、試験時間内に最大のパフォーマンスを発揮するため、柔軟な対応が必要です。

例えば、自分が自信のある単元で難しい問題が出題され、時間がかかりそうと思った時、「これは他の人も難しいと感じているはず」と考えて、すぐに別の問題に移ったことで功を奏した生徒がいました。本番試験において非常に冷静に判断ができた例だと思います。

医学部受験では試験を通して様々な素養が試されていると思います。
先日卒業生の深見さんがこの稿にあげてくれた「受験勉強と医学部の勉強」書いてあったように、医学部での勉強や医師になった時のことを意識して日々勉強できれば、モチベーションも上がってくると思います。→受験勉強と医学部の勉強

直前の追い込み時期です。引き続き、頑張っていきましょう。

医学部専門予備校 メディカルフォレスト池袋校 大内

焦らないためにできること

2023年12月12日

そろそろ今年もクリスマスを迎える時期となり、年末が差し迫ってきましたね。
みなさんは今年は我慢の年となりますが、あと少し。
晴れ晴れとした暖かい4月が皆さんの新年になると信じて、乗り切ってください。
さて、1月を迎えるにあたり、出願準備として必要な書類、受験料の払い込み方法や当日のシュミレーション、予防接種などなど、
勉強以外の準備は整っていますか?
体調は自己管理を徹底していけば、自分で管理できるものですが、天候や電車の運行状況は自分でコントロールできず、左右されがちです。
会場までの道のりは2つほど調べておくとアクシデントの際に救われます。気持ちを乱さずに会場まで行き、試験が受けられるような万全の備えを、
周りが光って見えるこの時期に是非考えてみてはいかがでしょうか?
中には川崎医科大学って神奈川県の川崎市にあると思ってた!!なんて勘違いもあるようです笑 
みなさんは大丈夫でしたか?

医学部予備校 メディカルフォレスト スタッフ 東野

前進あるのみ

2023年12月8日

推薦受験が終わりましたね。
合格の皆様、おめでとうございます。
希望通りにならなかった人も気持ちを切り替えて前進してください。
一般受験に向けて追い込みの時期になりますので、
体調を整えて風邪をひかないように、日々の勉強に取り組んでくださいね。
4月からの自分をイメージして前進あるのみです。

みんなが良い結果となることを願っています。
応援しています!頑張ってください!

医学部専門予備校メディカルフォレスト 小松

―頑張る 医学部受験生の皆さん脳に栄養を―

2023年12月6日

人間 全身で使われるエネルギーの約20%が脳で消費されています。

医学部受験生は 特に高度な勉強で 頭脳を使用しており 更にエネルギーを消費してしまいます。
なので 頭脳がエネルギー不足になりがちです!!

エネルギー補給にブドウ糖ですが
それにプラスして 【アーモンド小魚】を間食に取り入れてください。
集中力を高める効果があるナッツ類と 煮干しを一緒に食べられる優れものです。
どちらも歯ごたえがあり、噛むことによる脳の活性化も期待できます。

間食は とても大切で必要な事です。
食べすぎや 食べるもの 食べ方にも注意し 工夫しながら
脳へのエネルギー補給をして 頑張ってください!!

札幌校 渋谷

12月に入りました

2023年12月5日

寒暖差はありますが、12月とは思えないほど、昼間は暖かい日が続いていますね。
皆さん、勉強は捗っていますか?焦りは色々なミスを誘因します。
計算ミス、スペルミス、忘れ物も然りです。
睡眠や栄養管理ももちろん大切ですが、気分転換も大事です。
時間をかけなくてもできる気分転換として、
一駅歩く、入浴剤を入れてみる、アロマを炊く、1ネタお笑いを見る。。。などなど
鬱憤を溜めすぎず、自分のご機嫌をちょこちょこ取りながらすすめてくださいね!

医学部専門予備校メディカルフォレスト 東野

インフルエンザワクチンの季節

2023年12月2日

こんばんは、メディカルフォレスト卒業生の深見です。
受験生のみなさん、インフルエンザワクチンの接種はお済みでしょうか?
憎いことにインフルエンザの流行シーズンは推薦から一般にかけての受験シーズンとぴったり重なりますので、悔いのない受験生生活を全うするためにも予防接種をお勧めします。
メディカルフォレストでは医師をお招きしての集団接種をすでに行っておりますが、抗体ができるのに1~2週間を要すること、今年はインフルエンザの流行が早まっていることなども踏まえ、今時期には接種を済ませてあると身体的にも気持ちの面でも安心かなと思います。

ふと私の受験生時代を振り返った時に、通っていたメディカルフォレスト池袋校近くのとあるクリニックが思い出されました。
そこではとても気さくな女性医師が診察をしてくださって、風邪などの症状だけでなく受験生生活に関してもちょこちょこお話を聞いていただきました。
そして、印象的だったのが高校生・予備校生のインフルエンザワクチン接種を一般よりも安く(たしか¥2500~3000くらい)行ってくれるということでした。
ちょうど私がメディカルフォレストに通いそのクリニックにお世話になっていた時期にその医師のお子さんも受験生だったとのことで、受験生を応援したいという気持ちからの価格設定だと教えてくださりました。
今年、ふとそのクリニックのホームページを見るとまだ応援価格設定を継続されていて、なんだか懐かしいような嬉しいような気持ちになったのを覚えています。

これは私が受験生だった時も今も同じですが、例えば”高校生”や”大学生”であれば映画館やテーマパークにその枠専用の入場料や学割がありますが、”予備校生”という枠に対して特に価格や学割を設定してある場面をあまり見かけないなと日頃感じています。
私の大学の同級生にはわずかながら自宅浪人で医学部合格を掴んだ友人もいますが、彼らは”予備校生”以上になんとなく肩身の狭い思いをしていたのではないかな…とも思います。
もちろん合格して大学生になってしまえばこれ以上のことはないですし、誘惑がないに越したことはないのですが…。
受験生・予備校生は日本で一番と言ってもいいくらい我慢して努力している人たちだと私は思っているので!
思い出のクリニックのように、社会全体で受験生・予備校生という枠に対する応援がもっとあったらいいな…と思ったインフルエンザワクチンの季節でした!
受験生のみなさん、お体に気をつけてラストスパートがんばっていきましょうね!

医学部専門予備校メディカルフォレスト 深見

克己

2023年11月29日

受験期が刻一刻と近づいており、
風雲急を告げるような気配に気持ちが落ち着かない日々が続いています。

この不穏な気持ちに打ち勝つことは難しいかもしれません。
自分の作り出した幻に打ち勝つのは
自分の弱さを知り尽くしている自分自身が創り出しているものなので、
簡単であるはずがないからです。

そんなときは、淡々と自分のおかれている立場や状況を受け止め、
諦め、ではなく、今持っているスキルと才能を活用し、
その活用を活かし育てるために周りを使っていくことです。

暴力的であったり極度に感情的な発言や行動は受け入れられませんが、そういったものでなければ、
教務スタッフ、アドバイザーはこの時期の心の動きに理解があります。

冷淡であることは目的を遂行するためであれば仕方がないともいえますから、
いまは、自分の幻と闘いながら目標に向けてまっすぐ進んでいきましょう。

困ったことがあれば、相談しに来てください。

頑張れ フォレスト生!!

池袋校 スタッフ

受験勉強と医学部の勉強

2023年11月25日

こんばんは、メディカルフォレスト卒業生の深見です。
急激に気温が下がり、街並みにイルミネーションが映える季節となってきました。
受験生のみなさんはインフルエンザや風邪に罹患しないよう最大限気をつけてください!

今回は、”受験勉強と医学部の勉強”というタイトルにしてみました。
私もそうでしたが、受験勉強をしていると誰しも一度は「この教科って医学部と関係あるの?」と思ってしまうことがあるのではないかと思います。
私はまだまだ未熟な医学生ですが、少しずつ医学を学んでいく中で「受験勉強ってここで役に立つのか…!」と感じることがいくつかありましたので紹介させていただきます。

まず、生物は本当に医学部の勉強と直結します。
私は物理選択だったので医学部に入ってからほぼ初見でとても苦労しましたが、メディカルフォレストの生物の授業後に板書を消しに行くと実際に医学部で学ぶ基礎医学と遜色ない内容を取り扱っていてとても驚きました。
人体のしくみだけでなく遺伝や発生のメカニズムなども医学部で学びますので、生物選択の人は入学後の基礎医学でとてもアドバンテージになると思います。

次に英語ですが、話す・聞く力は留学生や外国人患者さんとお話しするときに使います。しかしながら最も使うのは論文を読む際の”英語を読む力”かと思います。
とにかく論文は英語なので、英文をさらっと読めると本当に楽です。もちろん現代では翻訳アプリもありますが、文法の繋がりが不完全な時や翻訳の手間がありますのである程度の英語力は必要です。

次に化学ですが、生化学の分野で必要なことは想像がつくかと思います。しかし、以前に皮膚科の金属アレルギーの講義でイオン化傾向の話が出てきて私としては少し驚きました。例えば同じ金属であっても乾いた肌の状態と汗をかいた状態でアレルギー症状の出方が異なり、それは汗に含まれる塩化物イオンによって金属がイオン化するから…といった話でしたが、意外なところで受験化学が役に立つことがわかりとても印象的でした。

続いて物理は整形外科や放射線科などの分野で役に立ちます。整形外科ではどこに重心がかかるかなどを考えてリハビリ器具や身体の負担を考えますし、放射線科では放射性物質の透過率等を考慮してできる限り体に害のない治療計画を作成します。

最後に数学ですが…。どちらかというと学ぶ内容よりも思考の過程を使っていくような実感があります。もちろん研究の分野で必要な統計学では積分などを用いますが、臨床分野であれば、この検査結果が出たから次はこの検査、この治療で効果が得られないから次はこの治療…といった選択の過程が数学に似ているのかなと思います。私は数学が苦手だったのでこれ以上は言えませんが…。

とにかく、今みなさんが学んでいる受験勉強はこの先の医学部の勉強にも繋がっている!ということがお伝えできればなと思い今回はこのテーマにしてみました。
しかし、実のところなにより受験勉強が役に立つと感じたのは内容云々よりも勉強の習慣です。
医学部の単位は全て取れないと留年になってしまうのですが、そんな大切な試験勉強前には”受験生の時にあれだけ頑張れたのだから大丈夫!”と思って勉強に向き合っています。今みなさんが培っている長時間机に向かう集中力・誘惑に負けないメンタルの強さこそが実は医学部で一番役に立つのかも…と私は密かに思っています。

少しでも医学部受験生が受験勉強と向き合うモチベーションになりますように…。

医学部専門予備校メディカルフォレスト 深見