月別アーカイブ: 2024年10月

いよいよ医学部入試が始まりました!

2024年10月21日

こんにちは、アドバイザーの望月です。
暑かったり、寒かったりと気温差が激しい季節です・・・
体調管理、しっかり目でお願いします!

いよいよ2025年度医学部入試が始まりました!

帝京大学の「総合型選抜」は、今年から実施される入試ですので1次試験の通過人数がどのくらいになるかは想像できませんが、受験資格のハードルがそんなに高くない入試でしたので受験しやすかった入試だったのではないでしょうか。

これから「学校推薦型選抜」も本格的に始まります。
受験する方は、しっかり対策をして臨んでくださいね。

ファイト!フォレスト生★

望月

模試を実施いたしました

2024年10月20日

本日は共通テスト模試が校舎で行われました。
来月早々には校内の実力テスト、そして全統プレ共通テストも実施予定です。
この時期になると自習室の利用率もあがり、だんだんと緊張感が出てきます。
スタッフの私達もなんだかソワソワしてしまいます。

本番まで、まだまだ3か月もあります。
気を緩めず、しっかり自分と向き合い計画的に学習してください。

頑張れ、フォレスト生!

池袋校 スタッフ

フォレストクイズ③

2024年10月19日

第3回目のフォレストクイズです!今回も「ノーベル賞」に関する問題をお届けします。今年(2024年)のノーベル平和賞は日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が授賞しました。広島や長崎の被爆者たちによって1956年に結成された同組織は、草の根運動によって「二度と核兵器を使用してはならない」という意識=「核のタブー」という意識を確立させた、として今回の授賞に至りました。来年で原爆投下、そして終戦から80年。当時を生きた人も少なくなるなか、その記憶と痛みを我々は語り継いでいくことができるでしょうか。

そんな原爆に関する、とある医師をクイズにしてご紹介いたします。

Q.1945年、広島で被爆した女優・仲みどりに対し史上初めて「原子爆弾症」の診断を下した、「原爆症研究の父」とも称される医師は誰?

 

 

~答えは下にスクロール~

 

 

A.都築正男(つづき・まさお)

移動劇団に所属する女優であった仲みどりさんは広島の劇団事務所で被爆。その場では命は助かりましたが、東京に帰った先で様々な症状を発症して亡くなってしまいます。

ペンシルバニア大学で放射線医学を学んだ経験を持つ東大病院の都築正男氏は直ちに病理解剖を開始し、臨床経過と併せ「原子爆弾症」の診断を下しました。これが世界で初めて「原爆症」の認定がなされた瞬間でした。都築氏はその後、調査団を率いて広島で調査と治療を行い、原爆症研究に身を投じていきます。GHQにより原爆に関する研究の発表などに規制(プレスコード)がかけられても、「人道上許しがたい」としてこれに反発。そこには、今まさに亡くなりゆく被爆者のために研究を続けなければならない。という想いがあったようです。その後も都築氏は、1954年にビキニ環礁で行われた水爆実験により被害を受けた第五福竜丸の乗組員たちを調査、治療するなど、原水爆がもたらす人体への影響について研究を続け、その先頭に立っていました。

 

平和に対して想いを馳せる。フォレスト生の皆さんにも、未曽有の病と闘った医師の姿を通して何かを感じていただけたら幸いです。体調には気を付けて穏やかな秋を過ごしていきましょう!頑張れフォレスト生!

医学部専門予備校メディカルフォレスト 上山

(次のフォレストクイズ更新は10/22の予定です。)

 

出典

NHK ノーベル平和賞 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241011/k10014606851000.html

中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=27172

朝日新聞 https://www.asahi.com/hibakusha/shimen/2013natsu/2013natsu-22.html?msockid=3481fe5aaa536e9133e9edb6ab2b6f60

日本赤十字社 https://www.jrc.ac.jp/application/files/8816/8117/7353/dialogue_on_nuclear_weapons_jp_web.pdf

残された時間を有効に

2024年10月18日

こんなに頑張ってきたのに、成績に反映されない。
やれる限りのことをやってきたのに、と、頑張ったと感じる分、反省と共に誰か、何かのせいにしたくなることがあります。

まわりの友達や、講師、スタッフ、保護者….その矛先は、あらゆるところに向かいます。

間違っている、と感じたことを周囲に伝えることは、現状の悩みを発信し、自己を理解してもらうという意味では必要なことですが、その発信をいつまでも続けていると、周りからただただ文句をいっている、と誤解し受け止められ、納得のいく結果に至らないこともあります。

他人を変えるより、自己の意識を変える、つまり取り組み方を変えることが大切です。

コーチングの時、授業の時、指摘されたことはありませんでしたか?

一歩退いて、客観的に自分と周囲をみることで、残された入試までの時間を最大限有効に使ってもらいたいと感じます。

文句の域に達してきたなと思ったら、その思いを吐き出しにきてください。
一緒に考えていきましょう。

頑張れ フォレスト生

池袋校 古舘

フォレストクイズ②

2024年10月17日

第2回のフォレストクイズです。前回(10月12日投稿)に引き続き今回も「ノーベル賞」についての話題から問題を出題します。今回はいきなり問題です!

Q.今年(2024年)のノーベル物理学賞とノーベル化学賞の双方で注目された、人間の脳の神経回路網を模した人工知能の情報処理モデルのことを「〇〇〇〇〇ネットワーク」という?

 

 

~答えは下にスクロール~

 

 

A.「ニューラルネットワーク」

ニューラルネットワークの「ニューラル(neural)」とは人間の神経細胞を意味する「ニューロン(neuron)」の形容詞形のことです。

今年のノーベル物理学賞は人工知能の機械学習の手法を確立した研究者であるジョン・ホップフィールド氏とジェフリー・ヒントン氏に贈られ、情報科学専門の部門を持たないノーベル賞の歴史に新たな1ページが刻まれました。ホップフィールド氏はニューラルネットワークに物理学の理論を取り入れ、不完全なデータから元のデータを再現することができる「連想記憶」という手法を開発しました。ヒントン氏はこれを統計物理学の手法を用いて発展させ、こんにち注目される「生成AI」の技術の端緒を生み出しました。

また、今回のノーベル物理学賞の発表を受けてニューラルネットワークの基本的な理論などを発展させた甘利俊一氏や、ヒントン氏の研究にも応用された画像認識技術を考え出した福島邦彦氏をはじめ、多くの日本人研究者が再注目されていることも忘れてはなりません。

更に、今年のノーベル化学賞ではタンパク質の立体構造の解明に際し、ニューラルネットワークの技術を用いて高精度な予測を実現した研究者にも賞が贈られました。今年のノーベル賞は「ニューラルネットワーク」が発展をもたらした研究が日の目を浴びましたが、むしろこれからはこの技術に関する研究がノーベル賞を取るのが当たり前になる日も近いのかもしれません。

 

ここ数日、関東地方は温かい日が続いていますが、気温差などで体調を崩さないように気をつけながら生徒さんには日々を送っていただきたいです。頑張れフォレスト生!

医学部専門予備校メディカルフォレスト 上山

(次のフォレストクイズ更新は10/19の予定です。)

 

出典

コトバンク「ニューラルネットワーク」 https://kotobank.jp/word/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF-6986

NHK ノーベル物理学賞 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241008/k10014603511000.html

WIRED ノーベル物理学賞 https://wired.jp/article/nobel-prize-in-physics-2024-geoffrey-hinton/

NHK ノーベル化学賞 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241009/k10014604671000.html

日経ビジネス ノーベル化学賞 https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00461/101000250/

夜型人間

2024年10月16日

夜型学習は受験生が陥りやすい習慣のひとつです。
たしかに夜はまわりも寝静まって静かなので、落ち着くし、昼間の気分とは違った感じで勉強に取り組むことができます。
なによりも、勉強がはかどって能率が上がるような気がします。
この気がするというのがくせもので、実際には思っているほどには効果が上がっていないのが夜型学習です。
大脳生理学でも夜中の人間の脳の働きは、昼間よりダウンすると言われています。
実際、夜型の習慣を続けていると、精神的にも肉体的にもどこかに無理を生じてくるものです。
朝、気持ちよく起きてスッキリした頭で臨むことは、規則正しい生活、効率的な学習習慣の基本となります。
今、夜型学習を続けている人はご注意を!

メディカルフォレスト スタッフ 青木

インフルエンザ予防接種

2024年10月15日

10月に入り、インフルエンザ予防接種の予約を開始している病院が多くなってきました。

インフルエンザワクチンは、接種後に抗体ができるまで、通常約2週間程度かかり、その後、抗体の働きは約5か月間ほど持続されると言われています。

日本では例年インフルエンザが流行るのは12月下旬~3月ごろなので、遅くても11月下旬~12月上旬には予防接種を受けておくのが望ましいと言われています。今年は昨年の同じ時期より流行はしていないようですが、早め早めの接種が推奨されています。

接種時期が遅くなると、ワクチンが足りなくなる可能性も出てくるので、早めに接種日を検討し、予約しましょう。

教務スタッフ 糸井

読解力と訓練

2024年10月14日

日々 医学部受験突破の為の勉強
大変お疲れ様です。

常々 どの科目の先生方も こう仰います。

「この問題の出題者が なにを求めているか を
なにを言わんとしているか を理解しなさい」 と。

これは読解力とその能力を使う訓練ですね。

読解力を鍛える方法は
・語彙力を増やす
・構造的にメモをとる
・論理的思考力をつける
・思考のクセを見抜く
・情報、自身の解釈を疑ってみる

だそうです。
私も鍛えてみようかな!?
と思います。

さぁ!! 読解力をフル稼働させて
どんどん 問題を解いてがんばってください。

応援しています!
フォレスト生のみなさん!!

札幌校  渋谷

病院の朝は早い!

2024年10月13日

こんにちは!

暑さが収まり涼しく過ごしやすくなってきた一方で、受験生のみなさんは推薦対策・出願準備・過去問演習…と毎日のルーティンに加えてやることが重なり忙しい日々を送っているころかもしれません…。

ついつい無理をしてしまいがちな時期かと思いますが、一度体調を崩してしまうと療養したり病院に行ったりで余計にタイムロスをしてしまいます。

ぜひ、こまめに自分の体調と相談しながら”崩れる前に休む!”を心がけてこの先の大事な期間を過ごしてほしいと思います。

そして今日は、私が医学生として病院実習に伺ったときに気づいたことをお伝えできればなと思います。タイトルの通り、”病院の朝は早い!”です。

私は元々夜型の体質で、でも医師という職種は夜勤があるからこの体質のままでも支障はないかなぁと医学部入学前には思っていました。

しかしながらやはり実際に患者さんがいらっしゃるのは昼間の時間がメインですので、朝9:00に外来をスタートさせるためにはそれより前に病院に着いて着替えや準備を済ませ、担当患者さんについてのカルテチェックやカンファレンスまで終えていなくてはならないのです。

今、入試のスケジュールに合わせて朝型の生活をしようねと色んな人に言われている時期でもあるかと思います。

私自身は夜型体質の人間なので、夜型の生活から朝型に切り替えることがどれほど難しいかもわかりますし、油断するとすぐに夜更かししそうになってしまいます。

でも、今この時期に朝型に切り替えておくことができれば、医学生になってからも医師になってからも将来にわたってとても役立つことは確かです。

朝9:00スタート、メディカルフォレストの開始時間と同じですね!

ぜひ医師になった未来を見据えながら、朝の時間を有効に使ってほしいと思います!

がんばれ、フォレスト生★

深見

 

フォレストクイズ①

2024年10月12日

今回から始まった新連載、その名も「フォレストクイズ」。理系ジャンルを中心に様々なニュースをクイズにしてこちらでお届けしていきます。

記念すべき第1回目の内容は、現在(2024年10月12日)2024年度の受賞者が発表中の「ノーベル賞」についてです。このブログが公開された時点では経済学賞を除く5部門の受賞者が発表されています。その中でも最初に発表されるのがノーベル生理学・医学賞。メディカルフォレストの生徒たちにとっても重要なニュースですよね!

そこで問題。
Q.今年(2024年)のノーベル生理学・医学賞を受賞したビクター・アンブロス氏とゲイリー・ラブカン氏がその存在と役割を解明したのは「〇〇〇〇RNA」?

 

 

 

 

 

 

A.「マイクロRNA」

マイクロRNAは文字通りとても小さなRNA。mRNA(メッセンジャーRNA)と結びついて遺伝子の働きを制御する働きがあり、「遺伝子の働きを制御するのは『転写因子』と呼ばれる特殊なたんぱく質だけである」とされていた従来の学説に新発見をもたらしました。ヒトでも既に1000種類を超えるマイクロRNAの存在が確認されており、それらの働きが異常になることで様々な病気などが引き起こされることも分かっています。また、マイクロRNAは人工的に作ることが可能で、ある遺伝子の働きを意図的に抑えるマイクロRNAを作り出すことでその遺伝子がどのような働きをするか、ということを調べられるようになりました。マイクロRNAの発見は様々な病気の診断法や新薬の製造などの研究にもつながると考えられています。

生命科学の進歩に大きな貢献をしたマイクロRNA。ひょっとしたら今年度の医学部受験でもどこかが問題に取り上げるかもしれませんね。「フォレストクイズ」ではこれからも様々な情報をクイズ形式でお届けしていきます!

生徒さんは来たる受験に向けてニュースを見る余裕もない日々を送っていることかと思いますが、体調には大変気を付けて残りの時間を過ごしてほしいです!頑張れフォレスト生!

医学部専門予備校メディカルフォレスト 上山

出典
NHK https://www3.nhk.or.jp/news/special/nobelprize/2024/medicine/article_01.html
読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/medical/20241007-OYT1T50176/
サイエンスポータル https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20241007_n01/