月別アーカイブ: 2024年12月

念ずれば、花開く

2024年12月11日

「念ずれば、花開く」という言葉を聞いたことがありますか?この言葉は、詩人の坂村真民(さかむら しんみん)という人の詩に出てくる言葉です。

「念ずれば、花開く」とは、ただ念じてお願いをしていれば、夢が叶うという意味ではありません。

「念」という文字は、「今」と「心」という文字を組み合わせたものです。「今、目の前にあることに心を集中させ、一生懸命努力する」ということです。

「思いを強く念じて、努力に努力を重ね続ければ、花は開き、夢や目標が叶う」という意味です。

入試まで約1ヶ月、皆さんも「合格したい」という思いを強く念じ、「今」を大切に一生懸命努力し続けてください。

そして、合格という「大きな花」を開かせてください。

スタッフ 青木

朝型に☀

2024年12月10日

今週は急激に気温が下がり、真冬並みの寒さになっています。
寒くなると朝起きるのが辛くなってきますね…。
夜遅くまで勉強をし、朝起きられない…なんてことにはなってはいないでしょうか?
身体はもう朝型になっていますか?
ほとんどの医学部が、午前9時台に1限目の試験が開始します。
試験当日のスケジュールを逆算すると、午前6時台には起床する必要があります。
日頃から早起きする習慣を身につけ、試験当日、落ち着いて会場に向かえるように今のうちから準備しておきましょう。

教務スタッフ 糸井

フォレストクイズ⑯

2024年12月9日

第16回目のフォレストクイズです。記事の更新日である12月9日は「ジェノサイド条約」が採択された日です。「ジェノサイド」とは国民的、人種的、民族的、宗教的な集団に対する破壊的行為を意味しますが、ドイツのナチス政権がユダヤ人を虐殺したホロコーストが起こったことを契機に1948年に採択された「ジェノサイド条約」は、国連総会で採択された最初の人権条約であると共に、「世界人権宣言」が採択される前日に採択され、国連が目指すべき平和の理念を強く表明したものとなっています。

さて、そんなジェノサイド条約が採択された12月9日は、ホロコーストにも関係がある化学者の誕生日でもあります。そこでこんな問題。

Q.第一次大戦下ではドイツ軍の毒ガス研究の最先端に立っていた、化学肥料に用いられるアンモニアの工業的製法にカール・ボッシュと共に名を残す化学者は誰?

 

 

~答えは下にスクロール~

 

 

A.(フリッツ・)ハーバー

1868年12月9日に生まれたフリッツ・ハーバーは、一般に「ハーバー・ボッシュ法」の開発で知られています。「ハーバー・ボッシュ法」とは空気中の窒素を水素と触媒に反応させてアンモニアを得る方法で、これにより化学肥料の大量生産が可能になったことで食糧生産の増大とそれによる人口増加を支えた技術です。しかもこの技術は今日まで理論的には大きく変わることなく活用され続けている世紀の大発見でした。ハーバーはこの功績により第一次大戦後に1918年度のノーベル化学賞を受賞しています。

ところがこの受賞に際し批判の声もありました。それはハーバーが第一次大戦中にドイツ軍の毒ガス兵器開発の指導的役割を担っていたためです。高名な科学者が戦争時に軍部に貢献すること自体は珍しいことではありませんが、ドイツ軍は大戦中のイープルの戦いで史上初めて毒ガス兵器を大規模に実戦に導入しており、このことからハーバーは「化学兵器の父」としても悪名高き存在となっていました。実は先述したハーバー・ボッシュ法も、第一次大戦下では火薬の開発に活用されています。ハーバーが毒ガス研究に身を投じ没頭したのは、一説にはユダヤ人であった出自を捨てドイツに献身するためであった、などともされていますが、実際のところはどうだったのでしょうか。その後のナチス政権下ではハーバーはドイツを追われることとなり、ハーバーが開発した毒ガスはユダヤ人の強制収容所で使用されることとなります。ハーバーの科学者としての生涯は、科学が持つ光と影の両面性を後世に伝えている、といえるかもしれません。

 

12月も半ばに差し掛かり、フォレスト生の皆さんも今後の受験スケジュールが決まってきているのではないでしょうか。一つの区切りが見えてきた中で、どれだけ踏ん張れるか。これからの時期をしっかりと戦い抜くことで、本番に挑む時の自信が違ってくることでしょう。自信が違えばパフォーマンスも変わるはず。そう信じて駆け抜けていきましょう。頑張れフォレスト生!

 

医学部専門予備校メディカルフォレスト 上山

 

(次のフォレストクイズ更新は12/12更新の予定です。)

 

出典

国際連合広報センター https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/49368/

コトバンクhttps://kotobank.jp/word/%E3%81%AF%E3%83%BC%E3%81%B0%E3%83%BC-3163932#w-115876

ブルーバックス編集部 https://gendai.media/articles/-/58744

PHPオンライン https://voice.php.co.jp/detail/11093

フォレストクイズ⑮

2024年12月7日

第15回目のフォレストクイズです。記事の更新日である12月7日は、2019年に熊本の慈恵病院が匿名妊婦を受け入れる「内密出産制度」を事実上導入したと発表した日です。慈恵病院といえば親が育てられない乳幼児を受け入れる「赤ちゃんポスト」を運営している病院として知られていましたが、望まない妊娠をした女性への更なる支援として内密出産の制度を導入、実際に2021年12月から制度が始まりました。制度開始からおよそ3年で38人の赤ちゃんが生まれています。もしこの制度がセーフティネットとして存在していなかったとしたら、少なくともこの赤ちゃんとそのお母さんは……?そんなことをつい考えてしまいます。

さて、今年・2024年はアメリカ大統領選挙が行われた年でしたが、アメリカ大統領選挙でも女性の望まない妊娠にまつわる争点があります。今日はそんな問題。

Q.一般にリベラル・民主党支持者が賛同する傾向にある、人工妊娠中絶の権利を擁護する立場のことを、胎児の命を重視する「プロ・ライフ」に対して何という?

 

 

~答えは下にスクロール~

 

 

A.プロ・チョイス

アメリカにおける人工妊娠中絶に関する問題は、個人の自由という権利やキリスト教的価値観、保守・リベラルなどの政治的価値観や人種、経済格差などが絡む複雑なものになっています。先日の大統領選ではトランプ氏の共和党が勝利しましたが、一般に共和党支持者が賛同する傾向にある「プロ・ライフ」は基本的に人工妊娠中絶を認めない立場です。一方、民主党支持者が賛同する傾向にある「プロ・チョイス」は人工妊娠中絶を女性の権利として擁護する立場です。2022年にはアメリカ連邦最高裁が「人工妊娠中絶は憲法で認められた権利だ」とする過去の判決を覆しましたが、これはトランプ氏が以前の大統領時代に判事に任命した人物の多くが「プロ・ライフ」の立場を取っていたためともされています。先の判決以降のアメリカでは半数近い20を超える州が人工妊娠中絶を規制するようになりました。性と生殖に関して保障されるべき健康、および権利のことを「リプロダクティブヘルス&ライツ」と言いますが、こちらを擁護する立場の人びと(≒「プロ・チョイス」派)は今後のトランプ政権下で「プロ・ライフ」派が存在感を強めていくことを危惧しています。

12月ともなると、フォレスト生の皆さんにとっても「本番」が意識され、一日一日の感じ方がまた変わってきているのではないでしょうか。そんな時でも大事なのは「慌てずに淡々といつも通りに過ごすこと」なのかなと思います。「目標に向かって、やるべき事は何かを考えて、それに向かい進んでいく」というのは、ある意味ではこれまで行ってきたことと同じです。慌ててしまう時間すらもったいない!と考えれば、とにかく一歩一歩をこれまで通りに踏みしめていくだけ。難しい意識ではありますが、不動心でやっていきましょう。頑張れフォレスト生!

 

医学部専門予備校メディカルフォレスト 上山

 

(次のフォレストクイズ更新は12/9更新の予定です。)

 

出典

日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53096790X01C19A2000000/?msockid=3481fe5aaa536e9133e9edb6ab2b6f60

NHK

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20241128/5000023936.html

https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/us-election/presidential-election/2024/policy/article_10.html

ハフポスト https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6715fad2e4b0ae8214802ea4

綺麗な景色で気持ちをポジティブに。

2024年12月6日

今年はあたたかい気候の影響でしょうか、12月に入ってからも紅葉が楽しめますね。

先日、紅葉を見ながら、モミジとカエデはどう違うのかしら?と疑問に思い調べてみました。

皆さん、ご存じでしょうか?

植物学上では、モミジもカエデもどちらも「ムクロジ科カエデ属」に分類され、同じ品種の植物だそうです。植物学上では同じですが、日本では一般的に葉の大きさや色などでそれぞれを呼び分けているようです。

葉が小さめで手のひらのような形をしており、深い切れ込みがあるものを「モミジ」、比較的大きな葉を持ち、葉の切れ込みが浅いものを「カエデ」、と呼ぶそうです。また、赤く色づいた鮮やかな葉を総称して紅葉と呼ぶようです。

紅葉など綺麗な景色を見ると、心がリラックスしストレスが軽減されたり、気持ちがポジティブになる効果があるようです。リフレッシュがてら外の空気を吸ったり、景色を見たり、気持ちをポジティブに、目標に向かって突き進んでくださいね!

がんばれ!フォレスト生!

自由が丘校 小松

質の良い睡眠と朝方へ

2024年12月5日

医学部受験の為に 毎日の努力
お疲れ様です!!

受験生にとって最適な睡眠時間は
6時間又は7時間半と言われています。

「レム睡眠」 と 「ノンレム睡眠」 の 1サイクルが 「1.5時間」
4~5セットで6時間又は7時間半になります。

睡眠は記憶を定着させる働きがあるので
毎日しっかりと良質な睡眠をとる努力をしましょう。

そして朝方に切り替えてください!

起床後 3時間は 【ゴールデンタイム 】

睡眠中に 記憶の定着や 整理を行うため
起床後は 新規の情報処理を行う事がスムーズに出来て効率upするそうです!!

フォレスト生で夜型だった生徒が
朝方にシフトチェンジして
起きてから登校するまで
しっかり勉強計画をたてて実践し
見事に成功していました✌

―フォレスト生の皆さん 頑張ってください―

札幌校 渋谷

大学別テスト対策ゼミ★

2024年12月4日

こんにちは。いつの間にか12月に!

まだ紅葉も感じられないし秋のような気持ちですが、あさっては冬の寒さになるとか。

いよいよ冬コートの出番でしょうか⛄

 

現在、フォレストでは各科目のファイナルゼミを受講しながら、生徒それぞれ個別授業を組み合わせて自分に合った時間割で過ごしています。

自習時間も増えていますので、過去問印刷も増えました!

来週からはいよいよ「大学別テスト対策ゼミ」も始まります。

フォレストの先生方が過去問を研究して作成したオリジナル問題!

これをテスト演習形式で、時間をはかり緊張感もって問題をとく。

その後先生からの解説があります。

過去問を自分で解くだけでは気づけないポイントを聞けます。

先生の予想問題も当たるとか!?^^

定員で締め切った講座もありますが、迷っている人はぜひ受講しましょう◎

 

共通テストまで45日。

私大医学部入試開始まで48日。

 

いよいよ本当に直前追い込み期!

こんなに勉強したことない!というくらい、悔いのないように、

1日1日やること取り組んでいきましょう。

ファイト!フォレスト生★

 

教務スタッフ 橋本

入試時の服装を今一度確認しよう

2024年12月3日

受験シーズンの幕あがりました。

志望校の決定、受験戦略の方針決定、なにより徹底的な追い込み期間に入ったと言えましょう。

アドバイザーによる面談は、重要なものになりますので、充分に活用していただきたいと思います。

不安などありましたら、遠慮なく声をかけて下さい。

さて、この時期に皆さんに息抜きに取り組んでみては、と思うことをお話しします。

それは、入試時の服装のお手入れについてです。

入試時期は、スケジュールが過密になり、つい服装については疎かになりがちです。

入試時の服装は、新しく下したものよりも、着慣れた、はきなれたものを使用することで、入試環境によるストレスを軽減することができます。

また、クリーニングに出して、そのまま入試時の朝に着用した際に、ボタンが取れそうになっていたなどのトラブルが起きることがあります。

この時期に一度着用し、確認をしてみましょう。

お休みの日に、入試時の服装で同じタイムテーブルで過去問に取り組むこともお勧めです。

服装など不安なことありましたら、各校のスタッフに気軽に相談してみてください。

受験までもう少し、頑張れ★フォレスト生

池袋校 スタッフ

受験までラストスパート

2024年12月2日

 

いよいよ受験期まで、ラスト50日を切りました。

出願校を決めるためには、戦略的な入試スケジュールも欠かせません。たとえば、第一志望校の試験日が初日であったり試験日が数日連続している場合、体力的にも精神的にも負担がかかってしまいます。また、試験当日や移動日は集中して勉強に取り組めないこともマイナス要因です。そのようなことがないように、試験当日に加え前後の日程にも注意したうえで入試スケジュールを立てるのが理想です。ただし、医学部受験においては毎日「入試日」というハードなスケジュールが組まれているのも事実ですので、無理や無駄のない出願をするように心がけてご提案しております。また、宿泊等の予約はお早めにお願いします。

受験生が受験勉強に集中するためには、いつも以上に保護者様のご協力が不可欠ですが、同時に保護者様も不安を抱えてらっしゃることと思います。ご家族の何気ない声かけが、受験生にとっては力になったり時には非常にきつく受け取ってしまうこともあるようですので、どうか落ち着いた態度で過ごすようにしてください。また、子供が焦りやいらだちからご家族の方に心ない表現や態度をしてしまうこともあるかと思います。どうか、プラスになるような解決方法を見つけ、残り少しの受験期をご家族全員で乗り切っていただければ幸いです。安心して勉強に取り組める環境作りに、ご協力をお願いいたします。

◎子供の体調に気を配る

◎家族のコミュニケーションを欠かさない

◎子供の自主性を大切にする

◎子供にとってリラックスできる空間を作る、整える

◎子供に前向きな声掛けをする

◎親自身のストレスをコントロールする

こういったところに気をつけながら、家族全員がストレスなく乗り切りたいですね!

受験校を決めてからは、それに向かってさらに学力を上げていかないとなりません。「合格できる確実な学力をつける」ことが、これから冬期直前期に優先してやるべきことかと思います。

あと少し、もう少し!!ガンバレ、フォレスト生★

アドバイザー 望月

今日から12月

2024年12月1日

今日から12月。
師走とは思えない季節外れの暖かさが続いていますね。
例年ならこの時期はすでに厚手のコートを着ていた気がします。

お隣韓国では117年ぶりの大雪だったとか。
日本でも来週辺りから強烈寒気で朝の冷え込みが強まって、日中も寒さが増しそうです。

体調管理にはしっかりと気を付けていきましょう!

がんばれフォレスト生★

池袋校 スタッフ