年別アーカイブ: 2025年

インフルエンザ予防接種💉

2025年10月13日

10月に入り、多くの医療機関でインフルエンザの予防接種が始まっています。

今年はすでに流行が見られており、例年より早めの対策が大切になりそうです。

インフルエンザワクチンは、接種後すぐに効果が出るわけではなく、抗体ができるまでに約2週間ほどかかります。一度抗体ができると、効果は約5カ月間持続するとされています。

日本ではインフルエンザの流行が12月下旬〜3月ごろにかけてピークを迎えますので、11月下旬〜12月上旬までには接種を済ませておくのが望ましいでしょう。

受験シーズンとインフルエンザの流行時期はちょうど重なります。試験本番に体調を崩さないためにも、ワクチン接種は大切な備えのひとつです。

時期が遅くなるとワクチンが不足する可能性もありますので、体調やスケジュールを見ながら、早めの接種を検討してみてくださいね。

教務スタッフ 糸井

フォレストクイズ25⑯(2025/10/12)

2025年10月12日

第16回目のフォレストクイズ25です。1928年の今日・10月12日、ボストンで「鉄の肺(Iron Lung)」が初めて使用されました。「鉄の肺」とは、自発的な呼吸が困難になった人に対し、首から下をすっぽりと覆って気圧の変化により肺を膨らませたりしぼませたりして呼吸をさせるタンクのような呼吸装置です。ポリオなどの病気で呼吸が困難になった人に対し使われ、いわゆる「人工呼吸器」が開発されるまで多く利用されていました。ポール・アレキサンダーという人は、6歳の時にポリオにかかって「鉄の肺」を使用することとなり、2024年に78歳で亡くなるまでその生涯を「鉄の肺」と共に過ごしたことでギネスにも認定された人物です。アレキサンダー氏はリハビリにより一定時間であれば「鉄の肺」無しに自力呼吸を行うこともできるようになりましたが、それでも外出先に車輪付きの「鉄の肺」を持ち運ぶなど、「鉄の肺」は無くてはならないものでした。そうした状況でもアレキサンダー氏は勉学に励み、弁護士資格を取得することに成功します。実際に弁護を行う際には車いすと助手の力を借りて法廷に立ちました。晩年にはSNSを更新し自らの人生を語り伝えていきました。

さて、今回はある日本人医学者について出題します。

Q.免疫抗体の多様性は、遺伝子が自らのDNA配列を再構成する機能を持つことによることを発見し、1987年のノーベル生理学医学賞を受賞した日本人医学者は誰?

 

~~答えは下にスクロール~~

 

A.利根川進(とねがわ・すすむ)

1987年の今日・10月12日、ノーベル生理学・医学賞受賞者に日本の利根川進氏が選ばれました。利根川氏の発見は、「DNAは不変である」という常識を覆すものです。免疫作用における抗体は100億種類以上あると考えられていたものの、その多様性のメカニズムは分かっていませんでした。利根川氏は実験により、抗体が対応する異物に応じてDNA配列を再構成し、自ら変化していることを明らかにしました。

そんな業績を持つ利根川氏ですが、実は京都大学に入学する以前に一浪し、予備校生活を経験しています。このことについて、「大学受験を失敗をマイナスとしてではなく、プラスとしてとらえ、その後の人生の歩みに活かしていくことが大事」と利根川氏は語ったそうです。

さて、今年(2025年)もノーベル賞の発表の時期になりました。10月6日の生理学・医学賞の発表を皮切りに受賞者が発表されています。最新の科学ニュースを知ることは二次対策などをふまえても大事なことです。ということで、次回のフォレストクイズでは今年のノーベル賞について取り上げる予定です。勉強もニュースもしっかり追いかけましょう!手洗いうがいも忘れずに!頑張れフォレスト生!

メディカルフォレスト 上山

 

出典

コトバンク 利根川進 https://kotobank.jp/word/%E5%88%A9%E6%A0%B9%E5%B7%9D%E9%80%B2-166050

ノーベル賞日付 https://www.jiji.com/jc/d4?p=nbj001-jlp00889825&d=d4_topics

利根川進氏の浪人生活について https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&ved=2ahUKEwjwkbDIwqCPAxWJma8BHavOHik4ChAWegQIJxAB&url=https%3A%2F%2Fnagoya.repo.nii.ac.jp%2Frecord%2F16210%2Ffiles%2F510.pdf&usg=AOvVaw03VvX-l-Iv9e-xkPhapUas&opi=89978449

鉄の肺について https://gendai.media/articles/-/67592

アレキサンダー氏 https://www.asahi.com/articles/ASS3G6T22S3GUHBI033.html?msockid=3481fe5aaa536e9133e9edb6ab2b6f60

復習テスト・実力テスト、いよいよラスト1回!

2025年10月11日

いよいよ10月も中旬に差し掛かり、これまで実施してきた復習テスト・実力テストも、残すところあと1回となりました。ここまで取り組んできた皆さんの努力は、確実に力となって積み重なっています。

最後の1回は、これまでの総仕上げとして、自分の成長を確認する絶好の機会です。テストはあくまで「学びを深めるツール」。結果に一喜一憂するのではなく、「どこが理解できていて、どこをもう一度見直すべきか」を確認し、今後の学習に活かしていきましょう。

ラスト1回、全力で挑み、そして次のステップへ進む準備を一緒に整えていきましょう!

困ったときは、アドバイザー・講師・スタッフに気軽に相談してくださいね。

頑張れ★フォレスト生

池袋校 スタッフ

冬期タームの個別申込開始★

2025年10月10日

こんにちは、橋本です。

季節の変わり目、今週は台風の接近により体調をくずしている生徒が見受けられます。
規則正しい生活を送り、睡眠をしっかりととる、ご飯も食べる!
自律神経を整えて、コントロールできるようにしましょう◎
無理しすぎはいけないですが、ほんの少し無理もしながら、慣れていくことも必要です。
勉強時間がゼロの日、なんてことがないよう自分にうまく付き合っていきましょう!

フォレストでは後期も残り4週となりました。
今週は、冬期タームの個別指導の申込も開始。本番が近づいていることを日々実感します。
共通テストまで99日。まもなく私大医学部入試も100日カウントダウン開始!

良い緊張感は持ちつつ。しかし焦らず!
1日1日やるべきことをきちんと取り組み、積み重ねていきましょう。

ファイト★フォレスト生!

あと100日。

2025年10月9日

早いもので1月17日(土)の大学入学共通テストまであと100日。

私立大医学部一般入試初日までは103日となりました。

この残された約100日をいかに効率よく勉強するかが合否を左右します。

限られた時間で合格ライン突破するためには志望校の出題傾向を把握し、その傾向に合わせた受験対策する必要があります。

そこで大切になってくるのが「過去問研究」です。

「過去問を制する者は受験を制す」です。

さぁ、過去問を解きまくり、合格に近づきましょう!

頑張れ!

スタッフ 青木

医学部生になるという強い信念

2025年10月8日

10月になっても朝晩は涼しいですが、昼間はまだ暑いですね。
寒暖差で体調を崩さないように気をつけてくださいね。

さて、今週は2025年のノーベル賞の受賞者の発表が行われていますね!
月曜日に生理学・医学賞の発表がありましたね。

2025年のノーベル生理学・医学賞は、大阪大の坂口志文・特任教授と米国の2人の研究者に授与されることになりました。
坂口氏は、免疫細胞の一つである「制御性T細胞」が、自分の体を守るために働くことを発見して、アレルギーや1型糖尿病などの自己免疫疾患、がんといった病気の新たな治療法の開発に道を開いた方だそうです。

皆さんもノーベル生理学・医学賞のニュースに感銘を受けたことと思います。
 
医学部生になりたいと思ったきっかけは様々かと思いますが、その志しはとても素晴らしいことです。
来年4月から絶対に医学部生になると強い信念を持って、日々のお勉強に励んでくださいね。
常に前向きな気持ちで!

頑張れ!フォレスト生!

スタッフ 小松

まもなく入試まで100日です★

2025年10月7日

こんにちは!
アドバイザーの望月です。

間もなく入試まで100日。

ここからは、1日1日がとても貴重な時間になります。

「まだ100日ある」と思うのか、「もう100日しかない」と思うか…

その意識の差が、最終的な結果を大きく左右します。良い緊張感をもち、「やるべきことを行動に移すスイッチ」としてうまくコントロールしていきましょう。

また、やることリストを見える化しておくと達成感も得られやすく、モチベーションが続きやすいですよ。

工夫して過ごしてください!

がんばれ、フォレスト生。

望月

フォレストクイズ25⑮(2025/10/6)

2025年10月6日

第15回目のフォレストクイズ25です。今日からフォレストブログは毎日更新!受験に向けて頑張るフォレスト生と共に、スタッフも駆け抜けていきます!

1969年の今日・10月6日、千葉県松戸市に「すぐやる課」が設置されました。ドラッグストア「マツモトキヨシ」の創業者である松本清市長が、縦割り状態の行政を改革すべく、市民の要望、要求にすぐに答えるためのアイディアとして設置した部門である「すぐやる課」は、市民からの好評を呼び、他自治体にも広がっていきました。松本の直筆による「すぐやらなければならないもので すぐやり得ることは すぐやります」という標語は実に明快なものです。慎重に検討しなければならないことも勿論たくさんありますが、やるべきことは重い腰を上げて「すぐやる」!大事な意識です!

さて、今回は日本でも研究が進む新技術について出題します。

Q.今年(2025年)7月には主要なパーツやシステムを全て日本製とした「国産品」が大阪大学で稼働を開始した、これまでのコンピューターと異なる動作原理によって超高速な計算を実行できるとされるコンピューターは「何コンピューター」?

 

~~答えは下にスクロール~~

 

A.量子コンピューター

 

 

電子や光子といった、微小な粒子や物理現象について研究する物理学の分野を「量子力学」と言いますが、この量子力学の原理を計算に応用したものが「量子コンピューター」です。従来のコンピューターは基本的に2進数を用いて、「電気信号的にオフである『0』」と「オンである『1』」をスイッチのように組み合わせることで計算を行っていました。しかし、量子の世界においては「0と1の『どちらでもある』ような状態」が存在しえます。このような状態を「重ね合わせ状態」といいますが、この不思議な性質を利用することで、化学反応のシミュレーションや暗号解読といった様々な複雑な問題を、これまでのコンピューターよりも遥かに速く解くことができるとされるのが量子コンピューターです。この量子コンピューターを実用化すべく、日本も研究を重ねています。今年(2025年)4月には富士通と理化学研究所の共同研究により、「256量子ビット(量子ビットは量子コンピューターにおける情報の基本単位)」を備えた世界最大級のマシンの開発に成功したことが発表されました。また、今年7月には大阪大学らの研究により、主要部品を日本製とした初の“純国産”量子コンピューターが稼働を開始しました。ちなみに現在開催中の大阪万博では、クラウドを経由してこの大阪大学の量子コンピューターを実際に操作できる企画展も行われました。今はまだ実用レベルに至っておらず、一般社会とは縁遠い量子コンピューターですが、我々の日常を大きく変える日も近いかもしれません。

ブログの毎日更新に向け、スタッフも惜しみなく持てる知識を活かして記事をお届けしていきます。頑張れフォレスト生!

メディカルフォレスト 上山

出典

量子コンピューターについて https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/sp/contents/voice/20220311_quantum-computer.html

大阪大学 https://www.asahi.com/articles/AST810290T81UTFL007M.html

富士通 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2505/20/news001.html

大阪万博 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG183450Y5A810C2000000/

すぐやる課 https://www.city.matsudo.chiba.jp/kurashi/suguyaru/suguyaru_tanjou.html

メンタルバランス

2025年9月27日

皆さんにとって重要な「メンタルバランス」どのように対策していますか?

今の時期は特に メンタルバランス を整えるのが難しくなってきますね。

勉強していて ストレスを感じてイライラしてしまったり お腹が空いて集中できなくなった時に 効果のある食べ物をご紹介します。

☆ミックスナッツ
マグネシウム豊富でカルシウム吸収を助ける効果もあり気分を落ち着かせてくれます。無塩や素焼きを選んで!!

☆バナナチップス
ストレス解消に効果的な「トリプトファン」「ビタミンB群」が豊富で集中力アップの効果もあります。

☆ブルーベリー
ビタミンBECが豊富でストレスを感じると分泌されるコルチゾールを抑えてくれます。疲れ目にも◎。
ドライフルーツがおすすめ!!

勉強で疲れた時 小腹がすいたとき等 食べて 頑張ってくださいね。

札幌校 渋谷

フォレストクイズ25⑭(2025/9/24)

2025年9月24日

第14回目のフォレストクイズ25です。今日・9月24日は「清掃の日」。「廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)」が制定されたことに因む記念日です。皆さんの生活環境はいかがでしょうか?余裕がなくなってくると部屋の掃除も行き届かなくなっていくものです。生活環境の悪化は健康の悪化を招きます。今の内に部屋をしっかりを清掃して、万全の体制でこれからの受験生活を乗り切れるようにしていきましょう!もちろん、校舎の使い方も清潔にお願いします!

さて、今回はある病気に関する問題です。

Q.ズバリ、「複十字(赤色の‡マーク)」といえば、どんな病気の撲滅・予防運動に用いるマーク?

 

~~答えは下にスクロール~~

 

A.結核

毎年9月24日から9月30日は厚生労働省が定める「結核・呼吸器感染症予防週間」です。「複十字」は元々キリスト教の一派が用いていたマークで、第1回十字軍の指揮官が紋章にしたことから平和と希望のシンボルとされていました。1902年、世界中で死因の上位に入っていた結核を撲滅・予防するべく、複十字は結核撲滅・予防のシンボルとして採用されました。デンマークでは郵便局員さんが結核の予防に役立てるためにシールを販売するようになり、こうしたシールを用いた運動は世界中に広まりました。日本では「複十字シール」と呼ばれるシールを用いた募金運動が行われるようになっており、「結核・呼吸器感染症予防週間」で行われる募金活動の募金は、結核をはじめとする呼吸器の病気に関する支援に活用されています。ちなみに今年・2025年のシールのデザインは日本の昔話を題材にしたものになっています。なお、以前には結核に関連して、小説『風立ちぬ』についてフォレストクイズで取り上げたことがあります。よろしければそちらもご覧ください!(→フォレストクイズ㉒

淀んだ空気は呼吸器にも悪いです。湿気の多い時期はまだまだ続きますから、しっかりと部屋を清潔に保って、良い空気で勉強しましょう!手洗いうがいも忘れずに!頑張れフォレスト生!

メディカルフォレスト 上山

出典

結核・呼吸器感染症予防週間 https://www.jatahq.org/headquarters/campaign/

複十字シール運動 https://www.jatahq.org/headquarters/seal/seal/

清掃の日 https://prtimes.jp/magazine/today/cleaning_day/