月別アーカイブ: 2024年10月

残された時間を有効に

2024年10月18日

こんなに頑張ってきたのに、成績に反映されない。
やれる限りのことをやってきたのに、と、頑張ったと感じる分、反省と共に誰か、何かのせいにしたくなることがあります。

まわりの友達や、講師、スタッフ、保護者….その矛先は、あらゆるところに向かいます。

間違っている、と感じたことを周囲に伝えることは、現状の悩みを発信し、自己を理解してもらうという意味では必要なことですが、その発信をいつまでも続けていると、周りからただただ文句をいっている、と誤解し受け止められ、納得のいく結果に至らないこともあります。

他人を変えるより、自己の意識を変える、つまり取り組み方を変えることが大切です。

コーチングの時、授業の時、指摘されたことはありませんでしたか?

一歩退いて、客観的に自分と周囲をみることで、残された入試までの時間を最大限有効に使ってもらいたいと感じます。

文句の域に達してきたなと思ったら、その思いを吐き出しにきてください。
一緒に考えていきましょう。

頑張れ フォレスト生

池袋校 古舘

フォレストクイズ②

2024年10月17日

第2回のフォレストクイズです。前回(10月12日投稿)に引き続き今回も「ノーベル賞」についての話題から問題を出題します。今回はいきなり問題です!

Q.今年(2024年)のノーベル物理学賞とノーベル化学賞の双方で注目された、人間の脳の神経回路網を模した人工知能の情報処理モデルのことを「〇〇〇〇〇ネットワーク」という?

 

 

~答えは下にスクロール~

 

 

A.「ニューラルネットワーク」

ニューラルネットワークの「ニューラル(neural)」とは人間の神経細胞を意味する「ニューロン(neuron)」の形容詞形のことです。

今年のノーベル物理学賞は人工知能の機械学習の手法を確立した研究者であるジョン・ホップフィールド氏とジェフリー・ヒントン氏に贈られ、情報科学専門の部門を持たないノーベル賞の歴史に新たな1ページが刻まれました。ホップフィールド氏はニューラルネットワークに物理学の理論を取り入れ、不完全なデータから元のデータを再現することができる「連想記憶」という手法を開発しました。ヒントン氏はこれを統計物理学の手法を用いて発展させ、こんにち注目される「生成AI」の技術の端緒を生み出しました。

また、今回のノーベル物理学賞の発表を受けてニューラルネットワークの基本的な理論などを発展させた甘利俊一氏や、ヒントン氏の研究にも応用された画像認識技術を考え出した福島邦彦氏をはじめ、多くの日本人研究者が再注目されていることも忘れてはなりません。

更に、今年のノーベル化学賞ではタンパク質の立体構造の解明に際し、ニューラルネットワークの技術を用いて高精度な予測を実現した研究者にも賞が贈られました。今年のノーベル賞は「ニューラルネットワーク」が発展をもたらした研究が日の目を浴びましたが、むしろこれからはこの技術に関する研究がノーベル賞を取るのが当たり前になる日も近いのかもしれません。

 

ここ数日、関東地方は温かい日が続いていますが、気温差などで体調を崩さないように気をつけながら生徒さんには日々を送っていただきたいです。頑張れフォレスト生!

医学部専門予備校メディカルフォレスト 上山

(次のフォレストクイズ更新は10/19の予定です。)

 

出典

コトバンク「ニューラルネットワーク」 https://kotobank.jp/word/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF-6986

NHK ノーベル物理学賞 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241008/k10014603511000.html

WIRED ノーベル物理学賞 https://wired.jp/article/nobel-prize-in-physics-2024-geoffrey-hinton/

NHK ノーベル化学賞 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241009/k10014604671000.html

日経ビジネス ノーベル化学賞 https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00461/101000250/

夜型人間

2024年10月16日

夜型学習は受験生が陥りやすい習慣のひとつです。
たしかに夜はまわりも寝静まって静かなので、落ち着くし、昼間の気分とは違った感じで勉強に取り組むことができます。
なによりも、勉強がはかどって能率が上がるような気がします。
この気がするというのがくせもので、実際には思っているほどには効果が上がっていないのが夜型学習です。
大脳生理学でも夜中の人間の脳の働きは、昼間よりダウンすると言われています。
実際、夜型の習慣を続けていると、精神的にも肉体的にもどこかに無理を生じてくるものです。
朝、気持ちよく起きてスッキリした頭で臨むことは、規則正しい生活、効率的な学習習慣の基本となります。
今、夜型学習を続けている人はご注意を!

メディカルフォレスト スタッフ 青木

インフルエンザ予防接種

2024年10月15日

10月に入り、インフルエンザ予防接種の予約を開始している病院が多くなってきました。

インフルエンザワクチンは、接種後に抗体ができるまで、通常約2週間程度かかり、その後、抗体の働きは約5か月間ほど持続されると言われています。

日本では例年インフルエンザが流行るのは12月下旬~3月ごろなので、遅くても11月下旬~12月上旬には予防接種を受けておくのが望ましいと言われています。今年は昨年の同じ時期より流行はしていないようですが、早め早めの接種が推奨されています。

接種時期が遅くなると、ワクチンが足りなくなる可能性も出てくるので、早めに接種日を検討し、予約しましょう。

教務スタッフ 糸井

読解力と訓練

2024年10月14日

日々 医学部受験突破の為の勉強
大変お疲れ様です。

常々 どの科目の先生方も こう仰います。

「この問題の出題者が なにを求めているか を
なにを言わんとしているか を理解しなさい」 と。

これは読解力とその能力を使う訓練ですね。

読解力を鍛える方法は
・語彙力を増やす
・構造的にメモをとる
・論理的思考力をつける
・思考のクセを見抜く
・情報、自身の解釈を疑ってみる

だそうです。
私も鍛えてみようかな!?
と思います。

さぁ!! 読解力をフル稼働させて
どんどん 問題を解いてがんばってください。

応援しています!
フォレスト生のみなさん!!

札幌校  渋谷

病院の朝は早い!

2024年10月13日

こんにちは!

暑さが収まり涼しく過ごしやすくなってきた一方で、受験生のみなさんは推薦対策・出願準備・過去問演習…と毎日のルーティンに加えてやることが重なり忙しい日々を送っているころかもしれません…。

ついつい無理をしてしまいがちな時期かと思いますが、一度体調を崩してしまうと療養したり病院に行ったりで余計にタイムロスをしてしまいます。

ぜひ、こまめに自分の体調と相談しながら”崩れる前に休む!”を心がけてこの先の大事な期間を過ごしてほしいと思います。

そして今日は、私が医学生として病院実習に伺ったときに気づいたことをお伝えできればなと思います。タイトルの通り、”病院の朝は早い!”です。

私は元々夜型の体質で、でも医師という職種は夜勤があるからこの体質のままでも支障はないかなぁと医学部入学前には思っていました。

しかしながらやはり実際に患者さんがいらっしゃるのは昼間の時間がメインですので、朝9:00に外来をスタートさせるためにはそれより前に病院に着いて着替えや準備を済ませ、担当患者さんについてのカルテチェックやカンファレンスまで終えていなくてはならないのです。

今、入試のスケジュールに合わせて朝型の生活をしようねと色んな人に言われている時期でもあるかと思います。

私自身は夜型体質の人間なので、夜型の生活から朝型に切り替えることがどれほど難しいかもわかりますし、油断するとすぐに夜更かししそうになってしまいます。

でも、今この時期に朝型に切り替えておくことができれば、医学生になってからも医師になってからも将来にわたってとても役立つことは確かです。

朝9:00スタート、メディカルフォレストの開始時間と同じですね!

ぜひ医師になった未来を見据えながら、朝の時間を有効に使ってほしいと思います!

がんばれ、フォレスト生★

深見

 

フォレストクイズ①

2024年10月12日

今回から始まった新連載、その名も「フォレストクイズ」。理系ジャンルを中心に様々なニュースをクイズにしてこちらでお届けしていきます。

記念すべき第1回目の内容は、現在(2024年10月12日)2024年度の受賞者が発表中の「ノーベル賞」についてです。このブログが公開された時点では経済学賞を除く5部門の受賞者が発表されています。その中でも最初に発表されるのがノーベル生理学・医学賞。メディカルフォレストの生徒たちにとっても重要なニュースですよね!

そこで問題。
Q.今年(2024年)のノーベル生理学・医学賞を受賞したビクター・アンブロス氏とゲイリー・ラブカン氏がその存在と役割を解明したのは「〇〇〇〇RNA」?

 

 

 

 

 

 

A.「マイクロRNA」

マイクロRNAは文字通りとても小さなRNA。mRNA(メッセンジャーRNA)と結びついて遺伝子の働きを制御する働きがあり、「遺伝子の働きを制御するのは『転写因子』と呼ばれる特殊なたんぱく質だけである」とされていた従来の学説に新発見をもたらしました。ヒトでも既に1000種類を超えるマイクロRNAの存在が確認されており、それらの働きが異常になることで様々な病気などが引き起こされることも分かっています。また、マイクロRNAは人工的に作ることが可能で、ある遺伝子の働きを意図的に抑えるマイクロRNAを作り出すことでその遺伝子がどのような働きをするか、ということを調べられるようになりました。マイクロRNAの発見は様々な病気の診断法や新薬の製造などの研究にもつながると考えられています。

生命科学の進歩に大きな貢献をしたマイクロRNA。ひょっとしたら今年度の医学部受験でもどこかが問題に取り上げるかもしれませんね。「フォレストクイズ」ではこれからも様々な情報をクイズ形式でお届けしていきます!

生徒さんは来たる受験に向けてニュースを見る余裕もない日々を送っていることかと思いますが、体調には大変気を付けて残りの時間を過ごしてほしいです!頑張れフォレスト生!

医学部専門予備校メディカルフォレスト 上山

出典
NHK https://www3.nhk.or.jp/news/special/nobelprize/2024/medicine/article_01.html
読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/medical/20241007-OYT1T50176/
サイエンスポータル https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20241007_n01/

朝に余裕を!

2024年10月11日

皆さん、こんにちは!

共通テストまで100日をきりましたね。
勉強の基盤となるのは、毎日の生活です。
規則正しい生活はできていますか?
朝起きるのが苦手な人も多いと思います。
遅刻がちな人、登校はしていても眠そうな人も見受けられます。
受験において生活を朝型にするのがとても大事です。
朝、余裕を持って1日の学習を始められるといいですね。
規則正しい生活をして、効率良く時間を使えるようにしましょう!

応援しています!フォレスト生!

医学部専門予備校メディカルフォレスト 小松

テストの振り返り

2024年10月10日

皆様、こんにちは。

少し前に第4回の校内実力テストの結果を返却があり、ランキングを掲示しました。
悔しい人も、喜んだ人もいると思います。
実力テストの結果を振り返り、本番に生かしていきたいのは当然なのですが、今までもたくさん模試と実力テストをうけているのですから、賢く利用したいところです。

今回返却された第4回の実力テスト、また、夏に受けた第二回全統記述模試の結果も間もなく届きます。そして、第三回の全統記述模試の自己採点、三つテストを振り返ることが出来る良いタイミングです。

単発のテストでは見えてこなかった自分の弱み、つまずくところ、傾向など、より深く理解すること出来るかもしれません。
そして、その反省を今日、明日からの勉強に生かすのです。
停滞している人ほど自分の分析が足りていない、ということもあります。

来月の第5回の実力テストまで一か月を切っています。
一度、このタイミングでテストを振り返ると良いですね。

体調に気をつけながら、引き続き頑張ってください!

医学部専門予備校メディカルフォレスト 大内

いまに集中★

2024年10月9日

こんにちは。ようやく涼しくなってきましたね。
ここのところ、気温差が激しくて体調管理も難しいですが、のりきっていきましょう!
後期も残り4週。時間の流れがはやいですね!

推薦入試の生徒は本番も近づいています。
共通テストまで、あと101日。

どうしても本番近づいてきてそわそわしてしまいますね。
先のことを考えると不安ばかりです。誰でもそうです。
なので、不安な気持ちや緊張はあって普通のものと受け入れましょう。

そして、心配事の9割は起こらない!と思って、切り替えるようにしましょう!
自分の考え方、気持ち・心をコントロールする練習をしておくといいです。
単純ですが、「今に集中すること!」と自分に言い聞かせてみる、これがいいです。

その日やるべきことをきちんと取り組み、
その小さい積み重ねが自信につながります。

不安になってその日やるべきことができなかった…
勉強時間が取れなかったとなると結局自分で自分を追い込んでしまいます。

「今に集中」して、こつこつ積み重ねていきましょう!

ファイト!フォレスト生★

教務スタッフ 橋本